潔白が証明されたとは、どうゆう感覚なんだろう。
昨日(4月26日)、政治資金規正法の虚偽記載の共謀を問われていた小沢一郎氏の裁判で、無罪判決が示された。
司法の判断は判断として受け止めなければならないが、驚いたのは、小沢親派の議員たちのコメントだ。
「潔白が証明された」、「司法の良心」等が並んだが、判決の中で「元代表は、4億円の不記載を了承したと認められる」・「供述に変遷や不自然な点があり、信用性に乏しい」・「政治資金規正法の精神に照らして芳しくない」等の厳しい批判があった。すでに秘書3人が有罪となっていることも忘れてはならない。
何よりも世論調査での国民の声は、圧倒的に「おかしい」というものだ。
政治的責任は確定している。
まあ、「潔白が証明された」というのもグループの身内の願望としては、あるのかもしれないが、国民はその感覚に驚いているのではないか。
もう少し冷静に、謙虚になったほうが良い。
「政治資金規正法の強化・改正」を訴えたのは、小沢氏本人なのだから。
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